第二十八回 発表会
跡見学園中学校・高等学校 (観世流)
学習院女子中等科・高等科 (金春流)
埼玉県立浦和第一女子高等学校 (観世流)
共立女子中学高等学校 (観世流)
昨日この4校が集まって謡曲・仕舞の発表会が、青山の銕仙会の舞台で行われました。
この発表会は毎年恒例になっています。
私は銕仙会の先輩・西村高夫さんと、浦和第一女子高等学校の謡曲部の指導に当たっています。
参加4校のうち、浦和一女だけが謡い・仕舞のほか、囃子(小鼓、大鼓、太鼓)を取り入れて稽古していますので、笛はないのですが、舞囃子の発表を行うことが出来ます。
男子には小学生から中学生にかけて声変わりという時期がありますが、実は女子にも声変わりがあるようなのです。
その次期は男子よりもすこし遅く、17~18才のころだと聞いています。
(このことは以前にすこし触れましたが)
この発表会に参加した女子生徒さんは、声変わりのまえの、一番きれいな声の持ち主ということになります。
女子ばかりで、しかもすこし高めの声で謡いますので、われわれの謡とは別物という感じはするのですが、聞いていて惚れ惚れする時があります。
声に透明感があって、とても美しいのです。
以前に新作能「長崎の聖母」の公演が、浦上天主堂の教会で行われたのですが、このとき女子高生がグレゴリを聖歌を歌ったのです。その歌声は天使の声のように本当に美しかったのです。
そんなことを思い出しながらこの発表会を眺めていました。
今の貴重な経験を、今後社会人になっても大きく役立てて欲しいですね。