箱根研修旅行の翌日、現地解散となり、その足で「箱根彫刻の森美術館」に行ってきました。
強羅にある温泉宿からは徒歩20分ほどの場所にありました。
箱根のこの宿には何度となく訪れていますが、彫刻の森美術館へは初めてです。
紅葉の季節にはまだ早かったですが、11月半ばだというのにとても爽やかな天気でした。
たった一人でふらついていたのですが、広野に佇むモニュメントと対話しているととても楽しいひと時を過ごせます。
作者や作品が有名かどうか、そんなのは問題ではありません。
自分にとって面白いかどうか、それだけです。
こちらからのめりこむものもあれば、相手からすごいオーラを発するものまでいろいろありました。
その中で、特に写真に写して絵になるものを、偏見と独断で数点紹介します。

[カール・ミレス作 神の手 1954年」
今回の一番のお気に入りは、この巨大な手に乗った、おどけているようでもあり、びっくりしたような、また恐れているかのような男の姿です。
自然の天の空間の中に、この男の訴えかけが微妙に溶け込んでいて面白いです。
これは部屋の中で観てはつまらないと思います。
自然の空間に聳え立つ、この姿がいいのです。

[ニキ・ド・サン・ファール作 ミス・ブラック・パワー 1968年]
次は、この巨大な黒人女性の立像です。
とてもパワフルでエネルギッシュで、日本で言うと、「肝っ玉かあさん」という感じでしょうか。
頼りになる強い母親、女の本性なのでしょうかね(笑)

[バリー・フラナガン ボクシングをする2匹の兎 1985年]
今サントリー美術館で開催されている「鳥獣戯画」から飛び出してきたような、現代版のおどけて楽しい兎さんの彫刻です。
左がオスで右がメスでしょうか?
求愛の姿なのか、ボクシングごっこでいちゃついているのでしょうか、
この姿を見て、思わず微笑んでしまいました。
思わずこちらも身体を動かしてしまいそうです(笑)

[将軍の孫]
これはかわいい作品でした!
その姿といい、表情といい、このあどけなさは、まさしく『時分の花』でしょうかね!
能の子方が人気を独り占めしてしまう可愛さです(笑)
どこかパスキンの雰囲気に似ているところがたまらなくいいのですが・・・

[舟越保武 道東の春 1976年]
この作品には思わずのめり込んでしまいました。
清楚な女性、女性はかくも美しくなれるのか!、ヴィーナスのような美しさでした。
こんな女性は独り占めしたいですね。(^。^)
でも現実にはいないのだろうなぁ~~~ (^_^;)

これも面白かったです。
入り口近くに高い塔のうえに飛翔していました。
題名は見落としてしまいましたが、これも野外ならではの作品ですね。
うんと天高く飛んでゆきそうで、自由を求めて飛び出そうとしているのでしょうか・・・
箱根の山にすっかり溶け込んでいました。
始めて箱根・彫刻の森美術館に行きましたが、とても楽しめました。
そして、いっぱいエネルギーをもらって帰ってきました。(^^♪