1月中ごろの投稿記事で、19世紀世紀末の詩人ポール・クローデル
を題材にした創作能「薔薇の名 −長谷寺の牡丹−」を紹介しましたが、
その折に、ポール・クローデルの姉で、女流彫刻家のカミーユ・クローデル
のことにも少し触れ(このページの左カテゴリーの中のクローデルを見てください)、
彼女の半生が映画化されていることを知りました。
その
映画「カミーユ・クローデル」を先日渋谷のTYUTAYAで見つけ、レンタルしました。
女流彫刻家を目指す若きカミーユ・クローデルと彫刻家の巨匠ロダンとの恋、その破局の物語です。
最後にはカミーユは精神病院に入れられ、孤独のままそこで生涯を終えます。
純粋で情熱家のカミーユ・クローデル。
内縁の妻を持つ、分別家のロダン。
カミーユがロダンに結婚を迫ったとき、二人の印象的な言葉がありました。
ロダン・「愛し方にはいろいろある。」
カミーユ・「あなたを分かち合えない。」
こうなれば泣きを見るのは女性ですね。
一途な思いが強ければ強いほど、それは狂気へと変わっていくようです。
救いようのない結末で、見た後も心がとても重かったです。
なんと2時間40分の超大作。とても一度で見ることは出来ず、
またフランスの映画らしく、言葉がとても多いので字幕から目が話されず、疲れました!
これは職業柄、あまりにも簡潔な文章に慣れているせいか、いささかくどく感じてしまいます。
しかしカミーユ・クローデル扮するイザベル・アジャーニは、可憐な女性の役から、恋する女、狂乱する女まで見事に演じ、とてもよかったです。
彼女の演技、これは一見の価値ありです。
ぜひぜひ、お薦めです!