ブログの更新、毎日するのはなかなか難しいです。(^_^.)
いっそうの事、お酒をやめればよいのでしょうけれど、こればっかりはね・・・
人生大いに楽しまなくては!\(^o^)/
今日は銕仙会定期公演で、お昼過ぎまでのんびりしています。
昨晩11時過ぎに帰宅して、明日は昼まで何にもなし! と気をゆるめ晩酌にワインを1本ぺろりと飲んじゃいました。ぐっすり眠って気分爽快です。(^。^)
明日は今年最後の能、逗子で「船弁慶」を勤めます。
ファイト、100発!!!
先日の5日の日、都内のホテルで「野村万作さんをお祝いする会」がありました。
この秋に人間国宝に認定され、そのお祝いの会です。
300人はいらしたでしょうか、会場は移動するたびに肩と肩が触れ合うほどぎっしり満員でした。
今回の受賞は現存する狂言方では茂山千作師、野村萬師に続いて3人目になります。しかも野村萬師とはご兄弟なので、兄弟そろって人間国宝受賞とはとてもめずらしいことです。
招待状に受賞理由が抜粋されていました。
「緻密な演技の中に深い情感を表現し、舞台は軽妙洒脱で品格がある」
この「軽妙洒脱」という言葉は、先代の野村万蔵師の舞台を評してよく使われた言葉だそうで、万作師ご自身もとってもご満悦のようです。
この祝賀会のお土産にいただいた本の中にそのようなことが書かれていました。
祝辞で茂山千之丞師が、
「狂言の『釣狐』は万作さんの狐が現在の狂言の規範になっている」
万作師の『釣狐』の舞台を評価した、流儀を超えた賛辞を送られていました。
私も数年前、白狐で演じられた『釣狐』を拝見してとても感銘を受けたのを覚えています。
この日のイベントとして生い立ちから現在に至るまでの写真がスクリーンに映し出されていました。
高校生のころの写真にはびっくりです!
とても美男子で萬斎君の比ではありません。 _(._.)_
中原中也かと思ったほどです!
ほんとに美青年でした。
ゴールドブレンドの「違いのわかる男」の映像も流されていました。
30数年前のことでしょうね。懐かしかったです。
来年喜寿を迎えられ、あと何年舞台に立てるかなとおっしゃっていましたが、まだまだお元気です。
今年の春、三番叟を舞われたあと楽屋で、
「先生お元気ですね!」
「いや、元気そうに見せる、これは大変なことなんだよ。はっはっはっ・・・」
こんな会話をした事がありました。

この日の最後に万作師がご挨拶され、
「元気そうに舞台を勤める、これは本当に大変なことなのです。」
しみじみとおっしゃっていました。
「先生お元気ですね!」とは、
よく人からいわれるのでしょうね。
以前大病もなされ、万全の体調とはいかないのでしょうが、
頑張っていただきたいです。
「舞台の普及は息子に任せて、私は舞台の充実につとめたい」
そんなこともおっしゃっていました。
まだまだ元気で頑張っていただかなくてはなりません。
まだ未公表ですが、来年の青葉乃会に万作先生をお願いしています。
今から楽しみです!