第22回国民文化祭・とくしま2007
「文化の国体」といわれている国民文化祭が今年は阿波の国・徳島県で行われています。
(10/27~11/4)
阿波の国といえば、まず思い浮かぶのが阿波踊りですね。それと阿波人形浄瑠璃。
今回のプログラムの一つに「能楽の祭典」として、10月28日、美馬の里・安楽寺の本堂の前で能・狂言の公演が行われました。
おもな出演者、観世銕之丞、茂山あきらほか
能「清経」、狂言「鬼瓦」、能「猩々乱」
今の能楽が室町時代に猿楽能として発生したころは、寺の行事の一つとして行われていました。
寺の本堂の前で、このようにして行われていたのでしょうね。
この安楽寺には徳島県で唯一の能舞台があります。
本堂のとなりの建物に収まっています。
おそらくお寺の住職さんがお能を好きなのでしょうね。
年に一度ずつ能と狂言の会が行われているようです。
実はこの日の能・狂言の公演は2部の番組で、1部は朝からこの能舞台で全国から集まった能楽愛好家の方々の実技が披露されていました。