世阿弥の半生を瀬戸内寂聴さんならではの見解で描かれた「秘花(ひか)」。
この作品は今年出版されたばかりですが、早々と<朗読と能楽の世界>のコラボレーションの世界として再生され、その公演が行われます。
秘花 <朗読と能楽の世界>平成十九年度 文化庁芸術祭参加公演
<出演> 朗読 筈見 純 (はずみ じゅん) 飯島晶子
謡・舞 柴田 稔
大鼓 佃 良太郎
演出 水原 央
2007年10月17日(水)
昼の部 14時開演
夜の部 18時30分開演
於 銕仙会能楽研修所
前売 3,000円
当日 3,500円
後援 新潮社、NPO日本朗読文化協会
この「秘花」に能楽師として参加させていただきます。
この会を主催するのは飯島晶子さん。
飯島さんは短期能楽教室の生徒さんで、その縁がって今回私にこの大役がまわってきました。
筈見 純さんも飯島晶子さんも朗読の世界では超ベテランの方々で、
このたび一緒に稽古をさせていただいて、言葉の発声に関してはとても勉強になっています。

8日の夜、銕仙会の舞台で稽古ありました。
能舞台の空間を利用して、動きを伴った朗読演劇会ともいえる形をとっています。
世阿弥の足利義満、二条良基との男色関係、妻と佐渡に流された時に出会った女性(これは寂聴さんの創作ですが)との女性関係を、瀬戸内さんならではの官能の世界で表しています。
『恋も 秘すれば花』
この作品のテーマはこの言葉に集約されるようです。
ところどころに能の詞章が引用(鵺・恋重荷・砧)されていまして、その謡を私が謡い、大鼓の佃君が一調であしらってくれています。
佐渡で書かれた世阿弥の『金島書・十社』からの引用もあり、これを今回私が節付け・作舞をし、一人で謡ながら舞う場面もあります。
それほど長くはないのですが、覚えるのが大変です。(^_^;)
また場面展開の効果音として、大鼓が大活躍し、新たな演劇の可能性を垣間見たような気がします。
1時間半ばかりの作品ですが、かなり密度の高い作品に仕上がっていると思います。
寂聴さんの『濃密な夜の舞の世界!』にどうぞお越しください!
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