9月30日、「能楽座」公演
第11回坪内逍遥大賞受賞者 観世榮夫師追悼
坪内逍遥は美濃加茂市出身で、その業績をたたえ坪内逍遥大賞なるものを設定されています。
昨年7月に榮夫師は11回目の大賞に選ばれました。
その受賞記念公演が今回行われるはずだったのですが、残念ながら追悼会となってしまいました。

番組
能 「羽衣」彩色之伝 山本順之
狂言 「惣八」 山本東次郎
能 「熊坂」 観世銕之丞
(詳細は右写真をクリックしてください)
榮夫師はことのはか「邯鄲」と「楊貴妃」がお好きで、この二つの作品には強い思い入れがあって、今回も「羽衣」ではなく「楊貴妃」を勤められる予定でした。
この公演に先立ちまして、昨年行われた第11回坪内逍遥大賞受賞式のセレモニーで、
榮夫師が仕舞「景清」を舞われたときの映像が、大きなスクリーンで映し出されていました。
実はこの日に東京で仕事があって、銕仙会の誰もが榮夫先生のところに付いて行けなかったのです。
荻原さんからも何とかならないかと、強く要請がありましたが、すでに決まっていた仕事でキャンセルできませんでした
「そんなら俺一人でやるからいいよ!」
榮夫師はご自身で謡いながら仕舞を舞われました。
その結果は荻原さんから報告を受けていましたが、今回改めてこの映像を見て、
そのエネルギッシュな舞に強く感動しました。
謡いながら舞うのはとても苦しいのです。
それを軽々とやってのけるのは、本当の意味での「役者」なのでしょうね!
すごかったです!
とても80才近い老人の技ではありません。

その一ヵ月後の昨年の8月、地元の方々と能のワークショップがあって、
3日間の集中稽古が行われました。
小学生からお年寄りまで20人くらいの参加でしたが、
そのときの稽古風景のワンカットがありましたのでアップしておきます!
「土蜘蛛」仕舞、中入り前の場面です。 \(^o^)/