今日、今度の青葉乃会で行います「自然居士」の稽古能がありました。
この稽古能というのは、銕仙会のメンバーが毎火曜日ごとに集まり、三役(囃子、ワキ、狂言)をお招きして本番さながらの稽古をするというものです。今は忙しくなって、毎火曜日というわけには行きませんが。
どういうわけか火曜日の朝に行い、もう何十年も続いています。
稽古能の曲目は、実際に上演する演目を取り上げる事が今では主と成っていますが、本来は稽古のための稽古という意味合いを持っています。
銕仙会ではこの稽古能があることによって、本番の前にある申し合わせ(リハーサル)のほかにあと一度、本番形式の舞台を経験することが出来ます。
我々役者にはとてもありがたいことなのですが、しかしながら申し合わせも稽古能も、面・装束はつけません。
面・装束は貴重品でことに大切に扱い、それらを長持ちさせるため、原則的には稽古のためになどは使わないことになっています。
本番で面・装束をつけて演じる時には、思わぬハプニングも起こりうるのですが、それらは経験で処理しろ、失敗は成功のもと、という所でしょうか。(苦笑)
さて、いよいよ「自然居士」は本番に向けてラストスパートです!
これから「自然居士」についての記事をどんどんアップしてゆく予定です。実際に能をご覧になるときの手引書になればと思っています。
よろしく!