携帯電話からの更新に初トライです。
昨日、兵庫県丹波篠山の春日神社にある能舞台で公演がありました。 とりあえず報告のみ。
<ここからは宅のPCでアップです。>
14日の土曜日、丹波篠山地方はとてもいい天気でした。
のどかな田園地帯に、小京都を思わせる街並みがあり、春日神社はそのなかにあります。
ここの能舞台は江戸時代末期に建てられ、国の重要文化財に指定されています。
野外の舞台にかかわらず、床がしっかりと磨き上げられていたのには驚きました。
よほどしっかりとした管理がなされているのでしょう。
境内の桜は満開でした。
少し散りがたになっていましたが、お花見とお能、これはもう最高の環境ですね。
第34回篠山春日能、この日の演目は、
能 屋島 大槻文蔵
狂言 舎弟 茂山千三郎
能 葵上 観世銕之丞
出演のシテ方は大阪の大槻門下の方ですが、観世銕之丞師はゲスト出演です。
私は師の関係から葵の上のツレ役で出演させていただきました。
葵上のツレは若い時分にはよく与えられる役ですが、私はこの役、10年ぶりぐらいです。
源氏物語を主題にした「葵上」は、シテが六条御息所の生霊、ツレが巫女。
病に伏している葵上を襲っているのは生霊なのか、死霊なのか、それを見極めるために巫女が梓弓を弾いて霊を呼び出します。
ツレはその巫女役で、とても重要な役割をになっていますが、1時間ばかり座りっぱなしです・・・(汗)
終わった時、涼しい顔をして、すっと立つのが大変なのです!(笑)
日ごろもっとダイエットしておけばと、悔やむのが常ですが、
この日は早朝に家を出発し、長旅で足に血液が充満しています!
こんな日は危ないのです・・・
まっ、何とか秘術を使い、無事に終わりました。!
ながい、なが~い、1時間でした。(爆)