
7日(土)、茨城県筑西市(合併統合する前は明野市でした)で、毎年恒例の明野薪能が催されるはずでしたが、今回は雨天会場・明野公民館にての演能になりました。

会場の広場には桜が満開でした。
しかし本来ここにあるはずの舞台が設営されていません。到着した3時頃には青空が見えていましたが、その時点ではすでに雨天会場での開催が決まっていました。
夕刻には雨が降るという予測だったのです。
この予測だれも信じるものはいません。開演間近になってもまだ青空が見えていたくらいですから・・・
しかし、この予測は大当たり!
終演ごろには雨が降り始めていました。
外は小雨が降り、花冷えで寒かったのでこの選択は大正解でした。
明野薪能は今回で14回目。
大倉庄之助さんがプロデュースの仕事で、能のシテは毎年清水寛二さんが受け持っておられます。
今年の番組、
能「巴」 清水寛二
狂言「棒縛り」 野村萬蔵
ここでは敷き舞台の制作、設営、音響、照明に至るまですべて村の人たちの手作りで行われています。
普通の場合舞台監督を中心にして、それぞれ専門の業者が集まって制作してゆくのですが、それらすべてを手作りで行うのですから、きっと薪能へ強い愛着感をもたれている事と思います。
しかも最近ではこの舞台をほかの薪能に貸し出されるほど、内容が充実しているようです。
また毎回必ず地元の子供達が、狂言や小舞を披露しています。
今回は狂言「しびり」、小舞「七つ子」でした。
指導は野村万蔵家の方たちが行っています。
小さなお子さんが舞台に出ると、それだけで新鮮で華やかな感じになります。
また会の活性化にもつながり、文化の伝承をもになっているわけで、理想的な活動ですね。
いつまでも続けて欲しいです。