
今回も会場は目黒にある”喜多能楽堂”を選びました。
私は都内にある能楽堂の中でも、とりわけここの舞台が好きです。
われわれ能役者にとって能面とは、自分の思いや訴えを託すべきものとして、はなくてはならないものです。
いい面(おもて)であればあるほど、面に託す思いは強くなります。
同じことが、能舞台にもいえると思うのです。
喜多能楽堂の黒木に囲まれた空間は、自分の思いを充分に引き立たせてくれる、信頼できる空間です。
とくに闇と現実の世界を遊離する魂は、この空間を大いに好むのではないか、そんな気がしてなりません。
今回、このよう能の会で「相聞」を取り上げたことについて、いろいろな方から感謝の言葉をいただきました。
実際の舞台も素晴らしかったと自負しています。
パンフレットには、芥川の難解な「相聞詩」を、水原紫苑さんに現代語訳をしていただきましたし、能舞「相聞」の成立過程も今回初めて文章化されました。
これらは「相聞」を知る上で、貴重な資料になるのではないかと思います。
青葉乃会が始まるまでは、「松風」のことにはまったく触れませんでした。
自分なりに遠慮していたのですが、事後報告として、これから少しずつきじにしたいとおもっています。
(青葉乃会の翌日は早朝から仕事で、帰宅は午前さま。次の日は昼まで寝て、午後から稽古へ、夜はまたもや飲み会! なかなか時間がが取れないのですが、頑張って更新します!(^^♪)