
暦は11月(霜月)になりました。
温暖化現象なのでしょうか、この時期、さすがに朝晩は冷え込んでいますが、昼間はTシャツ姿の行人が見受けられます。
稽古のときの着物も、まだまだ浴衣を着たい気分です。
青葉乃会も秒読み態勢に入ってきました。
切符の売れ行きは絶好調! うーむ (^_^;)、では好調、うーむ(^_^.)
まっ、ほどほどです。(^。^)
八割がた埋まりました。
まだまだ余裕がありますので、どしどしお越しください。
きっといい事があると思います。\(^o^)/
今回の番組の中で、『相聞』について今日は少しだけ触れます。(深夜になりましたので!)
この『相聞』は、芥川龍之介の詩、3篇に、観世榮夫師が作舞、作曲されたものです。
作詞、作曲とも格調があってとてもよい作品に仕上げられています。
私が若い頃は、この曲の地謡にすら参加することすら許されなかったです。
お前にはまだ無理だ!!!! って。
初めて地謡を謡わせていただいた時は、うれしかったですね!
『相聞』の世界も分からず、ただこの作品の雰囲気だけを味わって謡っていましたが、
この作品に参加できたことがとてもうれしかったです。
「相聞」3篇は芥川が31歳のとき、14歳年上の女性に恋をし、その思いを詩に詠んだものです。
能の詞章をそのまま記します。
「あひ見ざりせばなかなかに
なかなかに 空に忘れてやまんとや
あひ見ざりせば あひ身ざりせば
野辺の煙も一筋に 立ちての後はかなしとよ
風に舞たるすげ笠の
風に舞たるすげ笠の
なにかは路に落ちざらん
わが名はいかで惜しむべき
惜しむは君が 名のみとよ
また立ちかえる水無月の
嘆きを誰にかたるべき
沙羅のみづ枝に花さけば
かなしき人の花さけば
かなしき人の目ぞ身ゆる」
上の写真、沙羅(夏椿)は、写真家・山口宏子氏撮影のものです。
山口さんは最近能の写真を撮っておられ、先月『清経』の折頂いた写真の中にこの『夏椿』が入っていました。