創作能 「薔薇の名 −長谷寺の牡丹−」の公演が今月の15日に行われます。
今日(13日)その申し合わせ(リハーサル)がありました。

この作品は渡辺守章氏(元東大教授でフランス文学のオーソリティ!)がフランス世紀末の詩人ポール・クローデルを題材に書き下ろされた新作能です。また今回の演出家でもあります。
このポールクローデルという詩人、日本ではあまり知られていませんが、実は大正時代にフランスの大使として日本・中国を訪れているそうです。
この詩人が中国に滞在した時のことを扱ったのが今回の作品です。
「1900年から5年間滞在した中国福州で、美しい人妻との不倫の恋を体験した詩人の内心の劇・・・・・・」(今回の公演のチラシより抜粋)、これがこの創作能のテーマで、この美しい人妻がシテで、禁じられた恋のようすを語っていきます。とても官能的な作品です。去年の3月に初演され、今回は再演となります。シテは前回同様、観世銕之丞が勤め、その役から伝わる清楚な色気がとても魅力的です。

この作品の節付けは観世榮夫が行い、私はそのアシスタントとして本創りから係わったこともあって、この作品にはとても愛着があります。榮夫師は地謡を受け持ち、そのほかのパートもスターが勢ぞろい!当日券もまだあるとのこと、お越しいただければありがたいです。
(お知らせがあまりにも急なことで申し訳ありません!)
日時・1月15日 2時はじめ
於・水道橋 宝生能楽堂
料金・8000,6000,5000、学生3000 全席指定