8月のタイガース、 あぁ、情けない!
4連敗に、5連敗。首位中日に最大9ゲームも差をつけられたのも自業自得。
成績は7月に引き続きの負け越しで、12勝13敗1分。
高校野球に甲子園球場を明け渡した、死のロード(この呼び方は死語にしないと駄目だと思う)の成績は今年も負け越しで、9勝11敗。
このロード、勝ち越さないのを伝統にしているようでならない。
去年久しぶりに勝ち越したのがおよそ20年ぶりの快挙だった。
『死のロード』と呼ばれたのは、新幹線が出来る以前、冷房の完備されていない時代での、酷暑の中での長期ロードのことで、今の環境では『極楽ロード』のようにも思えるのだが・・・
ところが、ところが、
8月の末から、見違えるほどの、強いタイガースに変身した。
それは8月27日、5連敗の後の巨人戦に勝ったヒーローインタビューで、藤川球児が見せた涙が起爆剤になったようだ。
5連敗中の不甲斐ないタイガースの監督や選手にファンは、怒号のような野次を飛ばした。
それに対する怒りの涙だった。「僕らも悔しいんだ・・・」と。
現時点の成績(9月12日現在)
1位ー中日 M19
2位ー阪神(5ゲーム差)
3位ーヤクルト(7.5ゲーム差)・・・2位との差
9ゲームの差をこの2週間で5ゲームまで縮め、一度はあきらめかけた優勝への道が、かすかな可能性だけれども残っている。
そのためには、これから1試合なりとも負けるわけには行かない。
今のタイガース、全力を上げて必死で戦っている。
その空気は見ている者にも自然と伝わってきます。
それは「野球」も「能」も同じです。
そんな姿って、美しいのです。
今週末の中日との直接対決が見もの。
頑張れ、タイガース!
8月のMVP、該当者なし!
ひとりごと・・・
卓上の「デイリースポーツ 勝ち星カレンダー」、負けシールが足らなくなったのです。
計算してみると、勝ちシールが100枚、負けシールが50枚のセットでした。
この比率は製作者の希望が込められているのでしょうか、勝率6割6分6厘になります。
最近のリーグ優勝の勝率は6割前後ですから、負けシール、もう少し増やすべきでしょう!
仕方ないので、今は赤の×マークです。