第二十二回青葉乃会のご案内
能「定家」 ~そら恐ろしき日の光、秘めたる恋~
残暑お見舞い申し上げます
いつも青葉乃会にお力添え賜り、誠にありがとうございます。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。コロナウイルス感染の影響で日常生活ががらりと変わってしまいました。能楽におきましても、政府の自粛要請以降、相次いで公演が中止となり、深刻な事態に直面しております。六百五十年の伝統を持つ能楽ですが、その道のりは決して平坦なものではなかったと思います。大災害、内乱、御一新、戦禍など、多くの困難を先人たちは克服し、今の時代に能楽を伝えてくれています。そのことを思いますと、重大な危機に直面している今こそ、力の限り舞台に臨むことが我々能役者の責務であると改めて実感しております。
さて、今年は青葉乃会を春・秋に二回行う予定でしたが、春の会は緊急事態宣言の発出に伴い中止を余儀なくされてしまいました。秋の会もいまだコロナ感染の収束が見えない状況ではありますが、感染対策を徹底して行った上で開催させていただくことに致しました。会場は表参道の銕仙会能楽研修所でございます。イベントには人数制限がかけられておりますため、客席は百席限定の全席指定席とし、座椅子もご用意しておりますので、ゆったりとした空間の中でご覧いただけることと思います。
今回は能「定家」のみの公演でございます。
「定家」は歌人・藤原定家と、後白河天皇の第三皇女・式子内親王の激烈な恋の物語です。高貴な身分の式子内親王には、優れた歌人といえども定家は不相応な相手でした。忍び忍びの『秘めたる恋』が世に知られるようになり、『そら恐ろしき日の光』という感情を生み出します。二人の恋の妄執がテーマとなっております本作の作者は世阿弥の娘婿の金春禅竹。「定家」の基となるのが次の一首です。
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらえば 忍ぶることの 弱りもぞする (式子内親王 百人一首選歌)
何かとお忙しい時とは存じますが、秋のひと時をお楽しみいただければと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和二年葉月
青葉乃会・柴田稔
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