
夏椿、やっと探し出しました。
家の界隈を徘徊し、ひと駅さきの道のべ、人家の庭に咲いていました。
うまい具合に道路にせり出していたおかげで、撮影に成功。これは盗撮です!?(笑)
夏椿(ナツツバキ)、別名、沙羅(サラ)ともいいます。
6月から7月にかけて、今の梅雨の時期に咲く、ツバキ科の花です。
純白の花びらは、周りの緑の葉とのコントラストでいっそう引き立っているようで、とても清楚な感じがします。しかし寒椿と同様、このままぽとりと地に落ちてしまいます。美人薄幸ですね。
この秋に行います「
青葉乃会」で、能舞「相聞」をだします。
これは芥川龍之介の詩、『相聞』三篇にふし付け、型付けされ、能の手法によって創られた作品ですが、この中に「沙羅」(夏椿)がでてきます。
『相聞』三篇の詩の中でも特に有名なのが、「相聞」(三)。
また立ちかへる水無月の
嘆きを誰にかたるべき
沙羅のみづ枝に花さけば
かなしき人の目ぞ見ゆる
声に出して読むと、とても美しい言葉のひびきに、哀切感が漂ってきます。
繰り返し読めば読むほど、心にしみ込んでくるようです。
私はどうしても、ふし付けされた謡いになってしまいますが・・・(笑)
この詩に出てくる「沙羅」の花をアップしようと、日々奔走していました。
沙羅(夏椿)の花を見ると、「相聞」の詩もすこし身近なものに感じられます!?
この同じ「相聞」の詩について書かれたブログを発見しました。
・
にじいろ日和:相聞
・蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~ 6月なので・・・