6月10日 銕仙会定期公演
おかげさまでほぼ満席のお客様をお迎えし、「女郎花」を終えることができました。
ありがとうございました。
ご来場いただきました皆様方には、心より御礼を申し上げます。
取り急ぎ手に入った舞台写真をアップしておきます。
・前場
シテのこの老人は、石清水八幡宮のある男山野辺の花守という設定です。今でいう山の管理人ということになるでしょうか。
ワキはお坊さん。九州から都に向かう途中で石清水八幡宮に立ち寄ります。
このお坊さんは男山の麓で、あまりにも美しく咲いている女郎花を見て、その花を折って持ち帰ろうとするのですが、花守が「その花は折ってはだめだ」と制している場面です。
この姿、能では老人のお決まりの出で立ちです。
かつらは白髪の尉髪を結ってあります。
面は老人の役によっていろんなものがあるのですが、今回は「笑尉(わらいじょう)」というものを使いました。(出目満志作、江戸期)
装束は花守という職業なので、「色香に愛ずる花心」(能本より)を持った小粋な感じを出したく、
着付けには薄花色の物を、上に着ている水衣は鶯茶地を選びました。
この花守、じつは能「女郎花」の後場に登場する小野頼風の亡霊なのです。
・後場
前場に登場したお坊さんが、放生川に身を投げた男女の話を聞き、その二人を弔います。
すると御経に惹かれ、「花の夫婦は現れたり」(能本より)と頼風と女の亡霊は姿を見せます。
この写真の場面は、女が「放生川に身を投ぐる」(能本より)と言いながら川に飛び込んだところです。
・頼風も投身
・頼風も後を追って、「続いてこの川に身を投げて」(能本より)と言いながら同じ川に飛び込んだ場面です。
能「女郎花」の一番の見どころとなる場面です。
女は男が自分のことを愛していないと、かってに勘違いをして川に投身します。
男はそんな女を哀れに思い、後を追って同じ川に身を投げるのでした。
能の作者は、この二人は恋のために自ら命を絶った、その罪によって二人を邪婬の地獄に落としてしまいます。
しかし最後にはお坊さんの法力により、また二人の懺悔によって、女郎花の花が浄土の蓮の花になったと、二人の罪を許し、あの世でめでたく結ばれるという結末で終えています。
・頼風の出で立ち
風折烏帽子に狩衣の姿、これは宮仕えを摺る武官を現しています。
面は邯鄲男(近江作 江戸期)
黒タレという鬘を垂らしています。
紺地に唐草模様の狩衣と下は浅黄地の大口(はかま)をはいています。
・女の出で立ち
唐織着流し
面は若女
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