10月13日
この日に開催される予定でした新宿御苑・森の薪能は、デング熱の影響で一カ月も前に中止が決定されました。
仮に中止にならず、予定通り公演が行われることになっていたとしても、台風19号の影響で今年の公演は中止にならざるをえませんでした。
同じ中止なら、結果的には早く中止になっていた方が出演者は助かります。
新作を公演するとなれば、いつも以上に大変な労力がいりますし、ましてや一回ぽっきりの公演では、直前に中止となればすべてが水の泡となるわけです。
森の薪能は観客が2千人以上も入るため、雨天用の会場が設けらず、主催者は毎年大きな賭けをすることになるわけで、中止になれば資金的にも大変なことだと思います。
ところで同じ10月13日に予定されていました明治神宮薪能は、デング熱のための中止は行わず昨日雨天会場で催されたようです。
明治神宮はデング熱の蚊がが発生した代々木公園とは隣り合わせです。
この中止の判断基準はどこにあるのでしょうか。
主催者の考えの違いによるものでしょうが、理解に苦しみます。
明治神宮薪能での狂言の演目は「蚊相撲」だったようですが、さすがにこれは良くないとのことで、急きょ演目を変えたと聞いています。主催者も苦労されているようですね。(笑)
「ショパンの能」はいつ再演できるかわかりませんが、その時にはまたよろしくお願いいたします。
・ポーランド旅行
今年の6月にポーランドへ来年以降に予定されている公演のプレゼンに行ってきました。
せっかくなのでその時の写真を今日はアップしておきます。
ショパンの生家がワルシャワの郊外にあって、ショパンが生まれた部屋で「幻想曲7番」に合わせて銕之丞氏が舞を舞われました。
残念ながらその時の写真はアップできませんが、ショパンの生家を紹介しておきます。
・ショパンの生家
・ショパンが生まれた部屋 (ここで舞が舞われました)
・ポーランドの国の象徴となっている柳 (ショパンの能でも柳のことは出てきます)
・ここで薪能を! (小川を挟んでイベントスペースがありました)
・ショパンの銅像で記念写真