昨日、ル テアトル銀座での「紅天女」の公演、無事にすみました。
2月の国立能楽堂での初演に始まり、4月に大阪、今月はまた東京での再演と、この短期間に3箇所で計8回の公演になります。
新作能「紅天女」の制作発表が告知されたとき、能の世界ではかつて例をみないほど、マスコミの注目を浴びたと聞いています。200社余りの報道陣が駆けつけたとか。
少女漫画が能になるという、予想も出来ないことが起こったのです。
漫画が能になりえたという要因は、まず、美内すずえさん原作の「ガラスの仮面」・作中劇「紅天女」の作品のもつ力の大きさによるものでしょうし、それを現出させた、梅若六郎師のふところの大きさ、芸の大きさによるものだと思います。
この話題の渦中にある「紅天女」の全公演に地謡の一員として参加できたこと、とても光栄に思っています。
さて今回の3回の公演ですが、能楽堂を離れ、大阪と同様ステージでの公演です。
ステージでの場合、能の手法を使った能劇という要素が強くなると思うのですが、結果的にはどちらがよいのでしょうか? 前半は能の舞台の重圧から開放されて、分かりやすい芝居になったと思いますが、後半のこの作品のテーマでもある天女の舞では、橋掛かりがあればもっと自由に翔ることが出来たのではという気もしました。
照明による効果だとか、花吹雪の効果など舞台上からでは分かりません。
これはご覧になった方の判断にお任せするしかありませんが・・・・
今回の舞台の様子は、このブログにTBされている「
ガラスの仮面さん」、「
紫苑Blogさん」、「
くりおね あくえりあむさん」のブログにお任せすることにします。実に詳しく書かれています。
是非ご覧ください。
実は最終公演の終わったあと、この「紅天女」をプロデュースされた中村暁さまより食事会に招待されました。総勢30人ほどの集まりでしたが、歌手もいればダンサーもいる、テレビやさんもいると実にユニークな人たちの集まりでした。どういうわけだか公演の関係者は私と美内すずえ先生だけでした。美内先生とは席が対面でしたので、いろいろお話を聞くことが出来ました。
次回には「紅天女」の裏話、すこし報告したいと思います・・・・・・