<華友会京都ツアー>
10月13日 ツアー二日目の観光・続
ツアー二日目の午後からの観光
午後ー高山寺、神護寺参拝
夜ー祇園お茶屋さん遊び
嵐山・嵯峨野の天龍寺で昼食をいただいた後は、進路を北にとり、高雄山にある高山寺と神護寺へ参拝に行きました。
・高山寺
高山寺といえば鳥獣戯画で有名ですが、明恵上人の禅堂とした庵室「石水院(国宝)」がとても素晴らしいです。明恵上人は釈迦原理主義をとなえ、室町時代に大きな影響を与えた人物で、能の作品にも多く取り上げられています。
この石水院から眺める景色が絶妙で、明恵所人はこんな歌を詠んでいます。
『あかあかや あかあかあかや あかあかや あかあかあかや あかあかや月』
これはどんな心境なのでしょうか。
明恵所人もこんなふうに瞑想にふけっていたのでしょうね!?
・神護寺
話があと先になりましたが、最初に参拝したのが神護寺でした。
高山寺よりは少し南にあります。
神護寺とえば国宝の源頼朝の肖像画ですね。
私の中高生の時には社会の教科書には必ず載っていたお馴染みの画像ですが、最近の教科書には載っていないそうですね。
なぜなら、この源頼朝としている人物が、じつは足利直義ではないかという議論が出たためです。
現在では「伝源頼朝像」と表記されているようです。
頼朝は神護寺再建に大きな力を発揮した人物でなので、神護寺にとっては迷惑な学術論議かもしれません。
でも美術品として見る限りそんなことはあまり関係なく拝見すべきだと思いますが。
(画像はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
金堂に安置されています国宝の「本尊薬師如来像」(平安時代)も拝見することができました。
この急な階段を登りつめた所に神護寺はあるのですが、何でも400段はあるという事です。
今回は高齢者もおおくて、特別に裏道から本堂付近まで車で行くことができました。楽々!!!
・夕食 八坂下河原「水円」
この日は朝から嵯峨野と高雄山の散策と、じつによく歩きました。
万歩計は1万5千歩にも達したようです!
高齢の方も多かったのですが、みなさんよく頑張ってお付き合いいただきました。
そんな疲れも美味いお酒と料理があれば吹っ飛びますね。
お酒は延宝三年(一六七五年)創業の、京都伏見の造り酒屋から特別に取り寄せた逸品でした。
実に楽しくよく飲みました!!!
・夜遊び 祇園のお茶屋さん
さて本日のメインイベント!? 祇園で芸者さんとお遊びです。
祇園の「富田屋」さんの特別計らいで、日曜日にもかかわらず40人もの人数を受け入れていただきました。
舞妓さん一人、芸妓さん二人、地方さん一人、合計4人の姐さん達の「お・も・て・な・し」です。
この中のお二人は、3年前にやはり華友会の京都ツアーでお会いした方でした。
「以前にも来ていただきましたよね」
と私たちの仲間が覚えていました。
べっぴんさんは徳ですね!
朝5時半からの長い1日がやっと終わりました。
お疲れさまでした!
翌日は下鴨神社で「賀茂」の奉納です。