7月8日 7月 銕仙会定期公演
「氷室(ひむろ) ~氷の守護神~」の後シテの面は室町時代の赤鶴(しゃくつる)作、また「俊成忠度(しゅんぜいただのり) ~歌人と修羅の苦患~」はじつに38年ぶりの公演となりました。
番組
能 氷室(ひむろ) 白頭 観世銕之丞
狂言 止動方書(しどうほうがく) 野村万蔵
能 俊成忠度(しゅんぜいただのり) 鵜沢光
・「俊成忠度(しゅんぜいただのり)」 ~歌人と修羅の苦患~
この作品は、じつに38年ぶりの公演となり、現銕之丞師が高校生の時、青山研究能(青山能の前身)で公演されて以来です。もちろん私はまだ入門していません。
この作品は平忠度と藤原俊成との歌のやり取り、そして修羅の苦患(くげん)がテーマになっているのですが、50分ほどの小品で、シテ謡いも少ないことから子方で活躍する少年も演じたりします。
(ちなみに観世栄夫師は10才の時に演じられています)
こんどこの「俊成忠度」が上演されるときは、私は生きていないかも!(笑)
・「氷室(ひむろ)」 白頭(しろがしら、はくとう) ~氷の守護神~
氷室とは、古い日本で夏まで氷を蓄えておく冷蔵庫のこと。
宮中や将軍職に、夏に氷を献上する行事は江戸時代末まで行われていたようですが、能「氷室」はこの氷を守護する、氷室明神が主人公です。
今回の公演では白頭という小書き(特殊演出)で行われました。
白頭の小書きが付くと、氷を手にする氷室明神はの頭(かしら)は白になります。通常では赤頭(あかがしら)を使うのですが、赤頭は激しさとか炎のイメージがあり、氷がすぐに溶けてしまいそうでよくありません。
その白頭の下につける面は癋見悪尉(べしみあくじょう)という、豪快かつユーモアあふれる面です。
チラシの写真は、観世栄夫師が「氷室」白頭の公演での折のものですが、この面は梅若六郎家所蔵の癋見悪尉(べしみあくじょう)で、今回も同じく梅若家から拝借されて使われていました。
作者は赤鶴(しゃくずる)〈室町時代の能面作者〉とされています。
この癋見悪尉(べしみあくじょう)は鞍馬天狗の白頭の時にも使われたりします。
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