成田美名子さんから「紅天女」についてコメントを頂きました。
ありがとうございました。
成田さんは以前に、「紅天女」の原作者、美内すずえさんとは出版社が同じだとおっしゃってました。いろいろ差しさわりがあろうかとも思いましたが、美内さんと同じ作者の立場としてコメントをいただければ今後の参考になると思い、あえてコメントを要望しました。
本当にありがたいです!
ご指摘の、詞章が古語に交えて現代語で書かれているが、古語だけでもいいのでは・・・・・ということについて、
現代語で書かれている箇所は、中入り前、女と仏師が突如として変身し、奈良時代の阿古夜と一真に成り代わる場面があり、このところでだけ現代語で書かれています。あるリアリティを出すことが目的のような気がしますが。その効果は! ・・・・・ウーム、(舞台に出演していた私の立場としては申しつらいことですが)、 あえて言うと、そこだけが浮いていたようにも思われます。お客様にとって言葉は聞き取りやすかったとは思いますが、今後の大きな課題だと思います。
能でもいろいろ実験的な試みがなされていて、現代語に関して言えば、高村光太郎の「智恵子抄」の現代詩に節付けをした作品がありますが、これなどはとても魅力的な作品に仕上がっています。
ここで問題になるのは、言葉の持つリズムのことが上げられます。
古典の場合、原則的には七・五調で言葉が運びます。このことが言葉自体に独特のリズムと美しい響きを与えていると思うのです。この感覚の延長線上に、現代語を当てはめて言葉を扱うと、かなりの無理が生じてきます。これは現代語にもよりますが、古典の言葉と現代語を同時に扱うという冒険は面白いことだと思いますが、かなりの工夫が必要だという気がします。
『国立では三回目でだけ勾玉(まがたま)を使われた・・・・』
そうでした、紅天女が勾玉をかけていました。これは銕仙会にあるのを借りてこられていました。
ということは、成田さんが銕仙会に寄贈された勾玉ということになりますよね。
(銕仙会には勾玉が一つしかないので!)
成田さん、思わないところで貢献されていました。
シテの紅天女に成り代わりお礼申し上げます!?
今月大阪で「紅天女」の再演があります。どのような形に変わっていくのか楽しみです。
再演の様子はぜひ報告したいと思います。
今日、神宮球場に行ってきました。阪神の大勝!
ジェット風船も飛ばしてきました。
明日その写真貼り付けます!