肝臓が、、、
余談ですが、
毎年夏には青山の銕仙会研修所を会場に、健康診断が行われています。
これは銕仙会が主催するものですが、銕仙会のメンバーだけではなく、広く能楽師に呼び掛けて行われています。
私は今まで何の問題もなく、健康優良児としてクリアーしてきました。(笑) 丈夫な体に育ててくれた親に感謝です!
ところが、ついに、ついに、来てしまいました。(^_^;)
血液検査で、肝臓機能を計る”ガンマーGTP”が「要観察Ⅰ」の数値でした。
これはアルコール性肝炎だそうで、簡単にいえば、飲みすぎ!
今までの検査では、どんなにお酒を飲んでいても、「現在の生活習慣を維持してください」との回答だったのですが、やはり年なのかな、とも思ったりします。
節酒に心がけなくては、、、(笑)
7月16日 能楽協会主催 第33回 納涼能
番組
ミニ講座 山井綱雄
能 金春流 井筒 金春安明 (代勤・本田光洋)
狂言 大蔵流 六地蔵 大藏彌太郎
仕舞 喜多流 経政 クセ 友枝昭世
仕舞 観世流 鐘之段 観世銕之丞
仕舞 金剛流 船弁慶 キリ 金剛永謹
能 宝生流 枕慈童 宝生和英
水道橋・宝生能楽堂で午後2時半始まりの公演でした。
シテ方五流の宗家クラスが総出演、これが人気なのでしょうか、平日の昼間にもかかわらずお客様はぎっしり超満員。
入場料もこの番組にすれば格安(5000円~4000円)で、 能楽協会ならではの企画です。
さすがにお客様の平均年齢は高めのようでしたが 。
私は観世流仕舞の地謡で出演。
仕舞の地謡には、故関根祥人師の名前が出ていました。もちろん代役を立てられていましたが。
すでに番組ができている公演では、このようなことが当分続くのでしょうね。
若くて有望な人でしたので、本当に残念です。
観世流は組織が大きいので、協会の催しのときの地謡は、東京のいろんなお家の人が集まって構成されることが多いです。
この日も、宗家、分家、万三郎家の人員での地謡でした。
逆にいうと、観世流では、こんなときでないとよその家の人と一緒に地謡を謡う機会がありません。
金剛流の「船弁慶」の仕舞を拝見しましたが、型が多いのにはびっくりです。
観世流の型と比べると、倍ほどの動きがあります。
しかもかなり高度な技が要求され、薙刀(なぎなた)はもちろんですが、薙刀を捨てて、扇での太刀の型もあり、観世流では『重キ前後之替』の小書きのときにする”流れ足”までありました。
これが普段行っている普通の型だそうです。
私は、観世流でよかった! (笑)
トメの能は、宝生流宗家の「枕慈童」でした。
今年結婚されたばかり若宗家ですが、宗家としての風格が、芸にも立ち居振る舞いにも感じられて、とても好感を持ちました。
宝生流のホープとして活躍されることを期待します。