こども達による「土蜘蛛」の公演
来年の春、逗子・こども能では、こども達だけで能「土蜘蛛」を上演します。
ただ今猛稽古中です!
3年前からこども能の稽古が始まり、今では年長さんから中学生まで、30数名のこども達が月2回の稽古に来ています。
低学年と高学年の二つのチームに分け、それぞれに仕舞の稽古と謡、全員で「土蜘蛛」の謡の稽古をしています。
昨年の秋の発表会以降では、
仕舞・謡い
低学年 「唐船(とうせん)」、「猩々(しょうじょう)」
高学年 「鶴亀」、「経正・キリ」
そろそろ「土蜘蛛」は配役を決めて、型の稽古を始めなければなりませんが、
謡を覚えることが必須条件ですので、とりあえず今は「土蜘蛛」に関しては謡の稽古だけ行っています。
年齢が6歳から14歳とかなりの幅があり、それぞれの年齢ごとの特徴もあって、稽古していて大変楽しいです。
小さい子供の方が集中力があって、覚えが早いです。
大きくなるにつれて、雑念が混じってくるようで、大人のように考えて、理解して覚えようとする傾向が感じられます。
鉄は熱いうちにたたけ、と言いますが、こどものときがまさに勝負という感じがします。
さて「土蜘蛛」は無事行くでしょうか。
まだ先だと思っても、一年なんてあっという間に過ぎてしまいます。
少しピッチをあげないといけないようです!