8月24日、第4回 短期能楽教室合同発表会を行いました。
今回も短期能楽教室(1期生~4期生)と芸能プロダクション・タイムリーオフィスの方々と合同で発表会を行いました。
総勢で30名ほど、素謡9番、仕舞25番という番組です。
午後1時過ぎから6時過ぎまで、5時間ぶっとうし、休憩なしで行いまいました。
トップの写真は、初番、素謡「鶴亀」を短期能楽教室全員で謡った時のものです。
ピンボケですみません。カメラの性能が悪いのか、腕が悪いのか、でも個人情報保護にとってはナイスショットです!(^_^;)
右の写真はタイムリーオフィスの方による素謡「土蜘蛛」です。
役者さんやアナウンサーさんの集まりだけに、皆さん日本語の発声はとても上手いです。
この役者さん達が出演している芝居は何度か拝見しているのですが、みなさんとても生き生きとして、楽しげに芝居に取り組んでおられるようなのですが、能という芸能はまた別物らしく、それなりに苦労されているようです。 (^。^)
今の仕事に生かせる、なにかを掴んでいただければ良いのですが! (^^♪
短期教室は1期生から4期生までで、能の稽古年数は半年から2年です。
始めのうち、仕舞の稽古では体がなかなか思うように動かず、苦労されているのですが、体の硬さがほくれて経験を積むにつれてさまになってきているのがはっきりと分かって、稽古と経験、これが一番大切なんだなと思いました。
この日の一番人気の出し物は、やはり「土蜘蛛」の仕舞でした。
蜘蛛の巣を投げるとき、思わずワッーという歓声が起こります。
見たままの姿がおもしろいのですね。『珍しきが花』なのです!(笑)
能にはむつかしいものもありますが、「土蜘蛛」のように見た目の面白さだけを狙いにしたものもあって、これはこれで十分に楽しめてよいと思いました。
最後は私が「竹生島」の仕舞を短期能楽教室1期生の地謡で舞いました。
これまたピンボケの写真で申し訳ないのですが、あらが隠されて結果的にはよかったようです!
また半年後も行います。皆さんの成長が楽しみです。
頑張ってください!!!