昨年の秋、京都の東寺で公演があったときに撮った「鬼瓦」の写真です。
ブログをやっていて、文章を褒められたことはありませんが、アップしている写真は面白いといわれることがあります。
何かお正月にふさわしい写真がないかと思って捜してみると、このPCの中にに東寺で撮った[鬼瓦」の写真を見つけました。国宝の五重塔の写真もありましたが、こちらの方が断然面白いですよね!
東寺の本堂の脇にある建物が控え室だったのですが、そこの庭にこのようの鬼瓦がゴロゴロおいてありました。
狂言にも[鬼瓦」という作品があって、故郷を離れた大名が寺の[鬼瓦]を見て、女房を懐かしく思い出すという話しです。
こわい顔をしているのですが、憎めないユーモラスな表情をしているところが愛嬌があって面白いですね。
この[鬼瓦]で今年一年の厄払いをしていただきましょう。(笑)
今年のお正月は、まったくの寝正月で腹の出具合が気になるところです。
今日は昼間、家の近くを散歩しました。
晴れやかでとても爽やかな天気でした。都会の正月は空気がきれいです。
家から歩いて3分の映画館に
、暮れにアメリカ映画を見たので、元旦の夕方は一人ぽっきりだったので
、ふらっと映画館に、こんどは和物の映画を見に行きました。
黒澤明の現代版の[椿三十郎」です。
主演は織田裕二でした。織田裕二といえば世界陸上競技の司会者というイメージが強いのですが(笑)、武士のアウトローの世界をかわいく演じていましたね。
刀の鞘に納まらないギラギラした太刀をぶら下げている野侍の役なのですが、全然ギラギラしていないところが、かえって面白かったです。(爆)
もう少し渋みも欲しいところでしたが、でも彼なりのユーモアがあって面白かったです。