この秋の公開講座は明日・13日(金)に行われる銕仙会例会の能「梅枝(うめがえ)」を課題曲として取り上げ、『女体の能ー夢まぼろしの女たち』というテーマで行われています。
今日は10日に行われた第二回目の身勝手なレポート!
これは能の小道具のたたき売りではありません(笑)
「形見の品々を見る」というテーマでこの日、紹介されたものです。
夫の形見、妻の形見、恋人の形見、子供の形見・・・
これらのものを見て、どの曲に使われるものかすべて言い当てれば、相当、通の人ですね。
当てて見てください!
正解は次回に。
私はこの日の講座で、松風の一部を装束付けで舞いました。
「梅枝」のシテは亡き夫の形見の衣装を身にまとって現れるのですが、おなじく恋人の形見を身にまとう「松風」を例にとり、企画されました。
私としては青葉乃会で行うプレ公演です。
今回、面・装束をつけて後半の一部をさせていただいて、本番さながらの稽古でとても役にたちました。
普段一人で稽古するときには、正面に松の木があり、ツレの村雨がいると仮定して行います。
この段階では何の抵抗もないのですが、いざ面・装束をつけて同じ事をしますと、視界に松が無く、ツレの村雨がいないとなんだか拍子抜けてしまいました。
テンションの違いなのでしょうか・・・
なにを言っても、青葉乃会まで後一ヶ月あまり、頑張らなくては!