8月27日
華友会札幌支部のゆかた会を北海道神宮頓宮の神楽殿にて行いました。
このブログでは予告は行いましたが、当日の様子は紹介していなかったので改めてアップしておきます。
華友会札幌支部会員5名、札幌こども能3名、合計8名によるおさらい会となりました。
華友会の札幌支部が発足して1年余り、初心者の方ばかりです。
仕舞は全員が「熊野」。
素謡は「鶴亀」と「吉野天人」。
仕舞と素謡の地謡は謡をしっかり習得するため、私が謡わず会員の方のみで行いました。
一方、札幌こども能のお子さんは逗子で1年、札幌で3年と合わせて4年は稽古していることになります。
仕舞はいろんな曲を稽古してきましたが、今回は「竹生島」、「羽衣キリ」、「経正キリ」。
素謡は「鶴亀」。
こちらも地謡はすべてこども達が謡っています。
最後に私が「岩船」の仕舞を舞いました。この地謡は子ども達3人で謡っていただきました。
北海道神宮頓宮の神楽殿でおさらい会が行なえたことは、とても光栄なことだと思っております。
また頓宮さんの方からは、今回のおさらい会を地元住民の方との交流の場として位置づけたいとの提案があり、その宣伝用のチラシを作ることになりました。
来年度も継続してやってくれとの話があり、今度の開催は頓宮の秋まつり期間でとの依頼もあったようです。
華友会札幌支部のおさらい会が、奉納として頓宮さんで行うようになれば夢みたいことが実現するわけです。
なんでも挑戦してみるべきですね。
当日は午後4時から正式参拝を済ませ、そのあとにおさらい会という手順でした。
神楽殿の前にパイプいすを並べ客席を作りましたが、50名ほどのお客さんが来られました。
札幌でのおさらい会は大成功でした。
終わった後は楽しい懇親会!