10月9日
逗子文化プラザにおきまして明年2月3日、能狂言公演が催されます。
番組
仕舞 羽衣 観世銕之丞
狂言 節分 山本東次郎
能 隅田川 柴田稔
そのための事前講座が3回予定されているのですが、第1回目が行われました。
今回は講師に演劇評論家の渡辺保氏が招かれ、能「隅田川」についてお話がありました。
渡辺氏は著書「~誰も教えてくれなかった能の見方~ 能ナビ」にもあるように、テキストを熟読することによって能という演劇を立体的に紹介されています。
広い分野の演劇的観点からの視線で捉えられていますので、能を知らない人でもなんの抵抗もなく、物語がわかるように説かれています。
先日の私が主催します青葉乃会の事前レクチャーでもお話をしていただきました。
この度の講座では、能「隅田川」が後世の演劇に与えた影響と、テキスト読みが行われました。
「隅田川」の子を失った母の物狂いに焦点を当て、とても勉強になるお話でした。
逗子での能狂言公演については追って詳細を紹介させていただきます。