6月9日 逗子文化プラザでこども能の稽古
逗子こども能の稽古が3カ月ぶりに再開しました。
逗子こども能は、逗子の地元のこども達に能を普及しようと、逗子文化プラザが主催、運営している活動です。
今回の応募で集まったのは、年長さんから中学3年生まで29人。
そのうち半分くらいが経験者で、残りが始めて稽古を始めるこども達にです。
平成20年に逗子こどもの能が始まりましたので、一番長く続けているこども達で4年目になります。
新人のこども達は、能なんて全く知らずに入ってきています。
これからなにが始まるのか、どんなことを稽古するのか・・・
面白いですね。
そんなこども達にお手本を見てもらおうと、
前回、2月27日に行った発表会に参加した経験者に、
謡は「土蜘蛛」の中の一部分を全員で、
仕舞は「鶴亀」を中学生の女の子に、
突然のリクエストをしました。
3カ月のブランクなんてへっちゃらです。完璧に披露してくれました。
こども達の記憶力はすごいです!
”鉄は熱いうちに叩け”とは、まさにこの事を言うのでしょうね。
羨ましい限りです。(笑)
これから夏休みの集中稽古を含め、10回の稽古をして、9月17日(土)に発表会を行うことになっています。
こども達から元気なパワーをもらいながら、楽しく稽古をしていきたと思っています。
稽古は年齢で三つのグループに分け、
「唐船」、「竹生島」、「屋島」の仕舞と謡を稽古していく予定です。