5月6日
・スーパームーン

月が地球に最も接近し、満月に見えるとき、それを”スーパームーン”というのだそうです。
最大で14%大きく、30%も明るいと言います。
報道によりますと今回のスーパームーンは、日本では5月6日、13時。
今月の満月は6日、12時35分。
上に掲載したこの写真、6日の22時30分に、自宅からデジカメで撮影したものです。
スーパームーンと満月から遅れること約10時間。
私の中ではこれを”スーパームーン”としておきます! (^。^)
・ミュージカル 「神戸はばたきの坂」 新宿文化センター
『世界大恐慌が始まった翌年の昭和5年。
舞台はブラジルへの移住希望者が集まる国立神戸移民収容所。
新天地となる異国での暮らしを学ぶため、出発までの1週間を過ごす場所だ。
日本中からやってきた見知らぬ人々は、それぞれ事情や家族の秘密を持っている。
希望と不安…複雑な思いを抱えながらも、故郷を捨て旅立つ覚悟を決める彼らの濃密な時間がそこにあった――。』 (朝日新聞より)
とても面白かったです!
特に後半では、不覚にも”うるうる”する場面が何度もありました。
「サヨナラだけが人生だ」とは太宰治のことばですが、まさにそんな舞台でした。
能の事を“和製ミュージカル”と言ったりもします。
言葉に音楽(節)をつけ、音楽の演奏と舞で表現する舞台。
ただ私の職業柄、ことばの滑舌がとても気になります。
このミュージカルに出演されている方々は、元劇団四季、宝塚歌劇団のかたがたで、言葉は明瞭に聞こえてきましたが、
言葉を追っかけている自分に気がつくと、私はしきりに舞台の内容を理解しようとしているのだなと思いました。
現代語で行われていますので、その内容はよく理解できましたが、
能の場合はどうなんでしょうか。
言葉は古い日本語、内容は和歌などの引用が多く、たとえ言葉が聞き取れたとしても意味がわからない。
私たち舞台側の人間は、
「言葉が聞き取れなくても気にしないで、全体の雰囲気を味わってください」
とよく言いますが、じつは観ている方にとっては、とてもストレスを伴うものだということが、今日の舞台を拝見して再確認しました。
能の役者も、いかに言葉を正確に伝えるかという事が基本だと思っています。
その表現力は600年の積み重ねで成り立っています。
”内容を理解したい”とはだれもが思っていること、そのためにはなにをすればよいか、永遠の課題のような気がします。